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コマ(齣)は、漫画、写真フィルム、映画フィルムで、1枚の絵が記録されている区画。 漢字としての原義は、演劇・語りなどの一場面・一区切り。音は「セキ」で、「ク」は誤読である。日本語の「こま」の語源は「小間」とされる。 「コマ(齣)」の原義は演劇用語であるが、新宿コマ劇場の「コマ」は「齣」ではなく「独楽」である。 学校の授業・講義などの時間割の1区画も、コマと呼ばれる。 ==漫画のコマ== 漫画において時間の中のある1時点として表現された1枚の絵をコマという。多くは四角(正方形や長方形とは限らない)の枠線で囲まれていて、これを連続させて時間の流れを表現する。 一般的に1ページに3~15コマで表現するのがちょうど良いとされている。必要に応じて、2ページにまたいでコマを書くこともある。最高に強調する場面や物語の締め等の重要な場面での演出として、1ページ、または見開き2ページをまるごと1コマに使用することもある。 回想シーンなどの部分の枠線の角を丸くしたり、線の濃さや枠線の間隔を薄くしたり、枠線の外部を黒で塗り潰したり、コマの中に小さなコマを書いたりして、ストーリー上で現在流れている時間のコマと区別したりすることもある。演出上枠線を描かなかったり人物を強調させるなどの理由で人物がコマからはみ出ていたりすることもある。 人物が「複数のコマをまたいで」大きく描かれることもある。この手法は、ぶちぬきと呼ばれる。 また、コマの境目の余白部分を物質化し、壁や柱として扱わせる手法もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コマ (映画・漫画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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